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効率化のためだけではない。webサイトのモジュール化がなぜ必要か?

効率化のためだけではない。webサイトのモジュール化がなぜ必要か?

レインボー・ジャパンは、webサイトの制作プロセスにおいて「モジュール化」を進めています。 モジュール化とは何か、それをすることでどういうメリットがあるのかについてご説明します。

webサイト制作における「モジュール」とは?

モジュール(module)は、Wikipediaを引用させていただくと
「工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるもの。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと。」
という説明がされています。

要は「部品」と言い換えて良いと思うのですが、webサイトのページで「汎用的に使える構成要素」というイメージです。

例えば、下記のようなものを部品化するイメージです。

- タイトル
- 見出し
- リンク
- リスト
- テキスト
- 画像
- 表
- ヘッダー
- フッター

部品と部品をくっつけて、別の大きな部品を作ることもあります。
webサイトによっては「商品のサムネイル」「著者プロフィール」「ページングボタン」といった情報の種類や機能で細分化することもあり、そのモジュール化の定義方法は様々です。

なぜモジュール化が必要か?

もちろん、webサイトを構成する要素すべてが汎用的なモジュール(部品)になるわけではありません。
例えば、トップページはトップページだけの見せ方をすることもありますし、そこは柔軟に検討します。
ただ、サイトを構成する要素を分解し、同じ意味を持つものをグループ化し、それらをモジュールとして定義することで得られるメリットはとても大きいです。
以下ではそのメリットについて説明します。

1. ユーザーのリテラシーに頼らない「分かりやすく、使いやすいwebサイト」になる

まず1つ目は、webサイトを閲覧するユーザーにとって、分かりやすさ、使いやすさがアップするというメリットです。
webサイトに表示する要素をモジュール化するということは、「同種の情報をグループ化し、ユーザーが閲覧する情報の見え方・種別にバラツキが少ない状態を作り上げることができる」と言い換えることもできます。ユーザーはサイト内を閲覧する中で学習をし、情報を見た瞬間、その情報が何を指すのか判別がしやすくなる、という効果が期待できます。

2. 運用しやすくメンテナンス性の高いwebサイトになる

2つ目は、webサイト運用面でのメリットです。
「部品を作る」ことで、webサイトを構成する要素を

- 組み合わせる
- 組み立てる
- 差し替える
- 付け加える
- アップデートする

ことが容易になります。
webサイトが公開された後に何かを更新するとなっても「部品」がある状態からスタートできるので、「webサイトの運用がしやすくなる」「UIの変更やチューニングを容易にサイト全体に反映することできる」というメリットがあります。
これは、webサイトのオーナーであるクライアント企業様にとって大きなメリットであると考えます。

3. webサイト制作の効率化と、情報の中身への注力

3つ目は、より弊社のようなweb制作会社が「掲載する内容」について『深く考える時間』を作ることができることです。
私たちは、時間に制約がある中で制作を進めており、効率化できる部分は効率化したいと常々思っています。
そして、その効率化で生まれた時間を、

- webサイトを閲覧するユーザーに響く見出し内容を検討する
- 説明のテキストが、よりわかりやすくなるように吟味する
- 集客のためのキーワードを検討し、バランスよくサイト内に配する
- 使われている単語の意味の揺れを見直し、同一の意味の言葉はその使い方を統一する
- 検索エンジンの検索結果に表示される要約文(デスクリプション)をページ単位で検討する

といった、集客のための施策や情報のチューニング作業や、細部のクオリティアップに充てたいと考えています。
モジュール化をすることによる設計と制作のスピードアップ、それは、最終的にはwebサイトの本質的な質の向上に繋がると考えています。

モジュール化 ≠ 画一化

ここで誤解をされないように1つだけ。
ページを構成する要素を部品化して、それを汎用的に使うとすると、、「レインボー・ジャパンが作るサイトはどれも同じような見栄えになるのでは?」ということを危惧する方もいるかもしれませんがそうではありません。

モジュール化により、制作プロセスにおける力点を変え、成果を出すことに注力する時間を生み出せる、という点が重要です。webサイトで掲載すべき情報の優先度や、webサイトで表現すべきブランドイメージなどに合わせて、webサイトの設計や意匠は、オリジナリティを含めて検討いたしますのでご安心ください。

まとめ

webサイトを構成する要素を「部品」としてモジュール化するという考え、いかがだったでしょうか。
一見webサイトの作り方のようなテーマに感じられたかもしれませんが、webサイトの運用者、webサイトを閲覧するユーザーそれぞれにメリットがあるということをお話ししました。

次の機会には、また改めて、各設計、デザイン、コーディング、プログラムといった制作プロセス時に具体的にどのようなモジュール化についての取り組みを行なっているか、どう生かされているか、について話したいと思います。