レインボー・ジャパンは2023年10月1日に株式会社プロネクサスと合併いたしました。

コラム

周年サイトを制作する際に、必要なこととは?

10周年、50周年、100周年・・・・・・。
周年は、企業の節目の年を迎えたことをお祝いするだけでなく、企業の抱える課題(悩み)を解決し、企業を大きくステップアップさせられる貴重な機会です。その際に周年イベントや記念誌、記念動画、記念品などさまざまな制作物が考えられますが、周年記念サイトは、社内外へ情報を発信する効果的な手段です。今回は、周年サイトを制作する際に必要なことを段階的にお伝えします。

目次

  1. 周年サイトの役割を理解する
  2. サイトテーマを定める
  3. コンテンツを企画する
  4. サイトを制作する
  5. 公開後の対応

1. 周年サイトの役割を理解する

役割が明確になると、誰にどのような情報を伝えるべきかが明確になります。

役割1:企業やサービスの理解と認知度のさらなる向上
自社の提供価値や魅力を改めてステークホルダーに向けて広く伝える。

役割2:お客様や株主・投資家との関係性を再構築する
お客様や株主・投資家に感謝の気持ちを伝え信頼関係を深める。

役割3:従業員やグループ企業、パートナー企業との良好な関係を再構築する
日頃の貢献へのねぎらいを伝え、士気やモチベーションを高める。

2. サイトテーマを定める

「感謝」「成長」「未来への展望」など、企業理念、行動指針、ブランドパーパス、中長期ビジョンなどから、企業としてどのようなことをもっとも伝えたいか? その伝えたいテーマ(軸)を明確にします。
この軸が定まると、自社のブランドが反映された他社にはない、自社ならではのサイトが構築しやすくなります。

3. コンテンツを企画する

サイトテーマを軸にコンテンツを企画します。
代表的なコンテンツを始め、自社ならではのオリジナルコンテンツを盛り込むことで、さらに魅力的なサイトが構築できます。ここでは代表的なコンテンツをご紹介します。

社長メッセージ
取引先、顧客、社員、株主・投資家、地域社会など、関わってきたすべての人への感謝を述べると同時に、
今までの振り返り、これからの会社としての歩みを伝えます。

社史
周年までの変遷を、苦難、成功を交えながら伝えます。

ビジョン
中長期的なビジョンとともに、100周年であれば、次の100年に向けた企業の方向性、目指す未来、取り組む課題などを示します。

社員からのメッセージ
社員から、周年に対するお祝いと今後の意気込みのメッセージを頂き、掲載します。
社員を参加させることで、会社への帰属意識を高めます。

記念動画・インタビュー
記念動画を作成し、社内外に発信することで、効果的にブランディングが図れます。

スペシャルコンテンツ
自社でしかできないコンテンツ、自社ならではのコンテンツを企画することで、周年サイトがより魅力的になります。

4. サイトを制作する

周年を祝うコンテンツですので、通常のコーポレートサイトとは差別化された特別感あるデザインが求められます。アニメーションやパララックス効果の活用(過剰にならないよう注意)などを盛り込むなど、各社、魅力的なサイトを構築しています。

ただし、もっとも重要なのは、企業ブランドとサイトテーマを感じさせるデザインです。さまざまなステークホルダーが来訪するので、過剰な演出にならないこと、わかりやすい導線設計であることを視野に、企業イメージを印象づけるサイト制作をめざしましょう。

5. 公開後の対応

公開した後は、社内外への周知などサイトへの集客を検討し、実行します。また、アクセス数や各ページの閲覧状況など、成果分析も同時に行い、KPIとの比較、PDCAを行うのも効果的です。

主な周知施策
施策1:公開後、SNSでの情報発信
施策2:プレスリリースでの情報発信
施策3:社内周知・社員の協力促進
→アクセス解析設定(Google Analytics、GA4 など)※成果分析(KPIとの比較)

周年イベントもお任せください!

プロネクサスでは、周年サイト制作にとどまらず、周年イベントの企画や会場の手配、大切なイベントを魅力的に見せるための音響システムやカメラ中継、配信システムなどの機材手配もご提案することが可能です。さまざまな企業様の支援を通じて、「社内エンゲージメントの活性化」「社内外の信頼と一体感を深める」ことが企業を強くする源であると考え、これらに効果的なのが、周年を始めとする社内記念イベントや記念サイトです。お客様のさらなる企業価値向上に向けて、周年イベント、周年サイトを効果的に活用してはいかがでしょうか?そのようなご相談をぜひお待ちしております!