コラム
周年サイトを制作する際に、必要なこととは?

10周年、50周年、100周年・・・・・・。
周年は、企業の節目の年を迎えたことをお祝いするだけでなく、企業の抱える課題(悩み)を解決し、企業を大きくステップアップさせられる貴重な機会です。その際に周年イベントや記念誌、記念動画、記念品などさまざまな制作物が考えられますが、周年記念サイトは、社内外へ情報を発信する効果的な手段です。今回は、周年サイトを制作する際に必要なことを段階的にお伝えします。
目次
- 周年サイトの役割を理解する
- サイトテーマを定める
- コンテンツを企画する
- サイトを制作する
- 公開後の対応
1. 周年サイトの役割を理解する
役割が明確になると、誰にどのような情報を伝えるべきかが明確になります。
役割1:企業やサービスの理解と認知度のさらなる向上
自社の提供価値や魅力を改めてステークホルダーに向けて広く伝える。
役割2:お客様や株主・投資家との関係性を再構築する
お客様や株主・投資家に感謝の気持ちを伝え信頼関係を深める。
役割3:従業員やグループ企業、パートナー企業との良好な関係を再構築する
日頃の貢献へのねぎらいを伝え、士気やモチベーションを高める。
2. サイトテーマを定める
「感謝」「成長」「未来への展望」など、企業理念、行動指針、ブランドパーパス、中長期ビジョンなどから、企業としてどのようなことをもっとも伝えたいか? その伝えたいテーマ(軸)を明確にします。
この軸が定まると、自社のブランドが反映された他社にはない、自社ならではのサイトが構築しやすくなります。
3. コンテンツを企画する
サイトテーマを軸にコンテンツを企画します。
代表的なコンテンツを始め、自社ならではのオリジナルコンテンツを盛り込むことで、さらに魅力的なサイトが構築できます。ここでは代表的なコンテンツをご紹介します。
社長メッセージ
取引先、顧客、社員、株主・投資家、地域社会など、関わってきたすべての人への感謝を述べると同時に、
今までの振り返り、これからの会社としての歩みを伝えます。
社史
周年までの変遷を、苦難、成功を交えながら伝えます。
ビジョン
中長期的なビジョンとともに、100周年であれば、次の100年に向けた企業の方向性、目指す未来、取り組む課題などを示します。
社員からのメッセージ
社員から、周年に対するお祝いと今後の意気込みのメッセージを頂き、掲載します。
社員を参加させることで、会社への帰属意識を高めます。
記念動画・インタビュー
記念動画を作成し、社内外に発信することで、効果的にブランディングが図れます。
スペシャルコンテンツ
自社でしかできないコンテンツ、自社ならではのコンテンツを企画することで、周年サイトがより魅力的になります。
4. サイトを制作する
周年を祝うコンテンツですので、通常のコーポレートサイトとは差別化された特別感あるデザインが求められます。アニメーションやパララックス効果の活用(過剰にならないよう注意)などを盛り込むなど、各社、魅力的なサイトを構築しています。
ただし、もっとも重要なのは、企業ブランドとサイトテーマを感じさせるデザインです。さまざまなステークホルダーが来訪するので、過剰な演出にならないこと、わかりやすい導線設計であることを視野に、企業イメージを印象づけるサイト制作をめざしましょう。
5. 公開後の対応
公開した後は、社内外への周知などサイトへの集客を検討し、実行します。また、アクセス数や各ページの閲覧状況など、成果分析も同時に行い、KPIとの比較、PDCAを行うのも効果的です。
主な周知施策
施策1:公開後、SNSでの情報発信
施策2:プレスリリースでの情報発信
施策3:社内周知・社員の協力促進
→アクセス解析設定(Google Analytics、GA4 など)※成果分析(KPIとの比較)
周年イベントもお任せください!
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