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webサイトの企画って何をすればいいの?

webサイトの企画って何をすればいいの?

webサイトをリニューアルしたいけど、「どんなことをすればいいの?」「何から手をつければいいの?」など、意外と分からないものですよね。 ここではその基本的な枠組みをご紹介いたします。企画立案やRFP(提案依頼書)作成にお役立てください。

1. 課題を整理する

そもそも何が課題でリニューアルをするのでしょうか?

- 情報が見づらい、探しづらい。
- サイトユーザーが知りたい情報をしっかり提供できていない。
- 自社の強みを訴求できていない。
- デザインが古い
など・・・

リニューアルしよう!となったからには必ず課題があると思います。
まずは今ある課題を整理し、状況をしっかり把握するところから始めます。

2. リニューアルの目標を立てる

リニューアルによって実現したいビジョンや目標を明確にします。

- 課題をどう解決し、webサイトで何を実現したいのか?
- サイトユーザーにどのような体験を提供したいのか?
- webサイトは自社の中でどのような役割を担うのか?

など様々ありますが、これらがブレると全体に影響しますので、しっかりと定めます。

また、KGI(重要目標達成指標)も合わせて明確にすると目標がより明確になります。
例:売上をXX%アップさせる、成約率をXX%アップさせる など

3. サイトユーザーを理解する

webサイトを誰に向けて発信するのかを明確にします。

その上で、デモグラフィック属性も含めて深掘りすることもありますが、まずはどんなニーズをもっているのかを探るところから始めましょう。顕在的なニーズに加え、自分自身でも気づいていない心理(インサイト)まで深掘りできるとより効果的な戦略立案が行えます。

「迷ったら、まずはお客様に聞け!」とよくいいますよね。
企画立案はある意味、サイトユーザー理解がすべてと言っても過言ではありません。
サイトユーザー理解は十分すぎるぐらい行いましょう。

※サイトユーザー理解方法一例
- 市場調査、サイト調査
- インタビュー、アンケート
- ペルソナ
- カスタマージャーニー
など

4. 自社を理解する

サイトユーザーのニーズを十分理解したとしても、自社の強みや魅力を伝えられなければ選ばれることはありません。自社の強みや魅力を把握できていない企業様は案外多くいらっしゃいます。
商品やサービスを始め、改めて自社の提供できる価値を明確にしましょう。

※自社を理解する指標一例
- 企業価値(理念、施策、リソース、スキル、市場シェアなど)
- 商品、サービス価値
など

※参考
サイトユーザーや取引先など、周りからどのように見られているのかを探ると、自分達でも気づかなかった魅力や価値が見出せる場合があります。

5. 競合を調べる

競合調査をすることで、差別化要素や参考要素を抽出します。
webサイトの評価を始め、さまざまな角度から調査します。

※競合調査一例
企業、市場規模
商品、サービス内容
方針、施策内容
webサイト評価(UI/UX、デザイン)
など

6. ブランド戦略を立てる

ブランド戦略といわれても、少々分かりづらいので、
ここではシンプルに「選ばれるための仕組みづくり」として考えていきます。

自社の提供価値を明確化し、競合分析によって差別化要素も定まった・・・
さっそく、どんどんアピールしていこう!
ちょっと待ってください!やみくもに伝えても、サイトユーザーには届きません。

どの市場に、誰に対して、どんな立ち位置で戦うのかを定め、
戦略を組み立てる必要があります。

例えば、
[どの市場に] webを活用できていない中小企業に
[誰に対して] 本業が忙しくてweb戦略まで手が回らない担当者に対して
[どんな立ち位置で]フットワークの軽い頼れるwebのプロ集団として

俗にいう、STP分析と言われるものですが、
これらを定めることで、打ち出し方や方向性、戦略がより明瞭になります。

また、上記戦略とともにもう1つ重要なのが、
「自社の提供価値をサイトユーザー目線の価値に変換する」ことです。
企業目線ではなく、サイトユーザーから見て魅力的に感じる訴求が必要になります。

これらを元にブランド戦略の軸を固めます。

7. 具体的な施策を考える

サイトユーザー理解、自社の提供価値の明確化、ブランド戦略の軸が定まったところで、
具体的な施策を検討していきます。
ここでは細かくは言及しませんが、主な施策要件をご紹介します。

■集客施策
どんなに良い企画であっても、webサイトに来てくれなければ始まりません。
サイトユーザーをどのようにしてwebサイトに誘導するかを考えます。

■サイトユーザー体験施策
訴求する情報やコンテンツなど、選ばれるための施策を考えます。
各コンテンツの役割、コンバージョンに至るまでのストーリーも明確にします。

■機能性、デザイン施策
情報の探しやすさ、見やすさなどの機能性の改善や、
自社ブランドを体現するデザインの方向性を定めます。

■CRM施策
webサイトはリニューアルしてからがスタートになります。
どのようにサイトユーザーとの関係を深め、コミュニケーションを図り、
よりロイヤル化、ファン化を実現していくかを考えます。

■運用施策
公開後の更新性、運用負荷軽減などを考えたサイト構造や機能、
戦略も含めた効果的なPDCAサイクルを考えます。

8. KPIを定める

「2. リニューアルの目標を立てる」で定めた、KGI(重要目標達成指標)を達成するために必要な個々の具体的な指標を定めます。最初はあまり多く定めず、定期的に見直していくのが効果的です。

まとめ

企画立案には様々な方法や手法が存在します。
今回ご紹介したものは一例ですが、より深く検討する場合もあれば、もっとシンプルに考える場合もあります。ただ、いづれにせよ、重要なのは下記となります。

サイトユーザーを十分理解し、サイトユーザーの様々なニーズに対して、
自社の提供価値をサイトユーザーの目線で届けることができれば、
競争優位に立ち、サイトユーザーから選ばれる企業になる。

すべてはサイトユーザー中心で考えるということですね。
意中の人の好みや趣味、嗜好、性格などをいろいろと調べて、
自分を選んでもらえるように相手の目線でアピールしていく・・・そんな感じに似てますね。
そうなると自分は、相手の目線に立てていないかもですが・・・。
今回の記事が企画立案やRFP (提案依頼書)作成の際に少しでも参考になれば幸いです。

なお、web制作会社に提案を依頼するときに伝えるべきことについては、以下にとりまとめてあります。
ご一読をお願い申し上げます。
RFP(提案依頼書)?web制作会社にコンタクトを取る際に予め整理をしておきたいもの